分譲マンションでサロン

分譲マンションてサロンは?

部屋サロ事業部 岩崎です

ここでは分譲マンションでサロン店舗が営業できるかの話をさせていただきます

◎分譲マンション(所有者、賃貸人)でサロン営業が出来る場合

①分譲マンションの管理規約、使用細則、管理組合が無い場合!
②分譲マンションの管理規約、使用細則、管理組合で事業用(事務所とは異なります)の使用が認められている場合!
③分譲マンションの管理規約、使用細則では認められていない場合でも管理組合に申請を出し申請が通れば可能な場合!

以上が分譲マンションでサロン店舗ができる場合の条件となります。
このような確認方法を知らない仲介さんや地元の不動産屋さんがお客様の物件探しの担当になってしまうと後で大変な揉め事発展する場合があります。


◎分譲マンションの場合の注意事項

分譲マンションの場合、管理会社様や仲介さんがよく『貸主様からOKいただいてるので』とか『貸主さんは相談してくれます』と言われておりますが、あくまでも貸主様(物件の区分所有者)の回答にとどまっている場合が多く、実際に貸主様にOKをいただいて入居しても、入居後管理組合建物管理の担当者から当マンションでは店舗は認められていないので業務をやめるか止めないなら退去してくださいと言われる場合が多々ございます…
ほとんどの一般の仲介会社様や地元の不動産屋さんは分譲マンションの管理規約、使用細則、管理組合の内容等確認せず貸主様の意向のみで店舗でも良いですよと入居を促進いるのが現状で、お客様もそこに気づかず入居してしまうケースが多く見受けられます…

これでは内緒でサロンを行っている事と何ら変わりはない状況となってしまいます…

お客様が上記内容をご理解の上(見つかってしまったら退去させる可能性)にご入居するのであればお客様の都合と言う事で特に注意する事はございませんが、知らずに入居されてしまわない様にご注意いただきたいというのが我々の考え方で、正直そこまで調べて物件を紹介してくれる不動産屋はなかなか見つからない(通常の仲介さんではかなり面倒な業務となるので)はすです…

マンションで店舗をと考えているお客様は、お客様の意を組んで動いてくれるお知り合いの不動産屋さんがいない限り、その辺の不動産屋に行かず当店にお声をおかけくださいませ!

※実は私共も数年前に、一度だけサロン店舗利用NGの分譲マンションを紹介してしまったことがありました…
その時は貸主様/仲介元付け会社様の双方にサロン店舗の使用承諾をいただいており書面にも残しておりましたが、管理規約、使用細則、管理組合の詳細内容を調べる事を仲介元付け会社に任せてしまった為、実は後で知る事になりますがサロン使用がNGと言う事を知りえる事が出来ませんでした…
結局そのお客様はサロン使用が管理組合に発覚され退去する事を余儀なくされてしまいました…
お客様ももちろんサロンの承諾を取れているものと思っていたので訴訟にまで発展する事態となり、結局はサロンの承諾を管理組合から取らなかった仲介会社の責任が議題に上る事になり、私共と仲介元付け様とお客様の三者での話し合いとなりました…
ここで大事なことはサロンの許可を出した貸主様には何のお咎めもないという結果です…
最終的には三者で話し合い前向きな結果で終われたことが救いでした
この一連の状況が私共にとっては良い経験となり、今後この様な事が二度と起こらぬよう分譲マンションに関しては必ず建物管理へ管理規約、使用細則を確認する事ともに管理組合の状況を理解してからお客様に物件を紹介する運びとなりました!

  この文面をお読みいただいたお客様には、この位の作業を行わねば分譲マンションでサロン店舗を行う事が出来ないと知っていただきたい事と他社様で
  マンション店舗探しの依頼を行う場合は上記の事を十分理解した上でご依頼していただければと思います。
  失敗しない物件探しの為にお力添えできましたら幸いにございます
  ※紹介されたマンションが分譲マンションか否かが分からなければ是非私共の方にご相談くださいませ!


  
  

記事作成日:2018年09月07日 最終更新日:2023年10月20日